『Q&A』 一般的なご質問について
一般的なご質問について、お答え致します。
下記以外のご質問も随時受け付けておりますので、お困りの事等御座いましたらお問い合わせくださいます様、宜しくお願い致します。 → お問い合わせページ
油剤に関するご質問
※ご覧になりたい項目のバナーをクリックして頂きますと、
回答がアコーディオン状に開きます。
防錆油について
-
製品に防錆油を塗付しているのですが、海外へ船で輸送中に薄錆が発生します。
どのような防錆油に変えると良いですか。- 船の貨物室は高湿度な上、塩害の影響も考慮しなければなりません。このような環境下では、耐塩性の強い防錆油を塗付して頂くか、表面を防錆樹脂被膜でコーティングする方法等が考えられます。
金属加工油について
-
プレス加工油にはどの様な種類がありますか。
- 大別すると、鉱油や合成油をベースにした水に溶けない不水溶性(油性)タイプと、鉱油や合成油を界面活性剤で水に溶かした水溶性タイプがあり、水溶性タイプは引火の懸念は有りませんが、使用後の廃液処理に費用が掛かります。
また、加工工程によって様々なタイプが有り、難加工材用(SUS用等)、各種金属用(アルミ用等)、速乾性タイプ(加工後の脱脂工程を省略可能)、プレコーティングタイプ(ワックスや樹脂でコート)等が御座います。
- 大別すると、鉱油や合成油をベースにした水に溶けない不水溶性(油性)タイプと、鉱油や合成油を界面活性剤で水に溶かした水溶性タイプがあり、水溶性タイプは引火の懸念は有りませんが、使用後の廃液処理に費用が掛かります。
-
高粘度のプレス油(粘度約460cSt(40℃))を、作動油で希釈し、粘度を下げて使用しているのですが、
目分量で希釈しているせいか加工性能にバラツキが出ています。
御社で粘度を調整して頂く事は可能でしょうか?- 弊社では、予めお客様のご希望の粘度に調整してご提供させて頂く事も出来ます。
また、他社製品でご希望の粘度が見つからない場合でも、ご希望に合った油剤をご提案させて頂きます。
- 弊社では、予めお客様のご希望の粘度に調整してご提供させて頂く事も出来ます。
-
水溶性の金属加工油は水で希釈して使用しても良いのでしょうか。
- 弊社の水溶性金属加工油は、予め水で希釈してご使用下さい。
希釈倍率は、お客様の加工条件に合わせてテスト打ちを行って頂き、最適な倍率をお決め下さい。
- 弊社の水溶性金属加工油は、予め水で希釈してご使用下さい。
-
一度開封した金属加工油を次回使用するまで保管したいのですが、何か特別な保管方法をしないといけませんか。
- 保管方法と致しましては、保管容器にゴミや水分等が入らない様に密閉して頂き、直射日光の当たらない冷暗所にて保管して下さい。
危険性・取扱い・保管に関する情報としてMSDSを発行させて頂いておりますので、弊社製品をご使用のお客様はお問い合わせ下さい。
- 保管方法と致しましては、保管容器にゴミや水分等が入らない様に密閉して頂き、直射日光の当たらない冷暗所にて保管して下さい。
耐熱グリース 『スーパールーブ』について
-
スーパールーブと他のグリースの違いを教えて下さい。
- スーパールーブが他のグリースとは最も違う点と致しましては、耐熱性に優れているという点です。一般のグリースには、高温になると液状になって潤滑箇所から流れ出てしまうものが御座いますが、スーパールーブは高温でも流れ出てしまう事は御座いませんので、高温でも潤滑性が持続します。
-
グリースの保管方法を教えて下さい。
- 容器にゴミや水分が入らない様に密閉して頂き、直射日光の当たらない冷暗所に保管して下さい。
-
使用する際に注意する事はありますか。
- 400gジャバラカートリッジをご使用頂く場合、グリースガンの種類・メーカーによっては捻じ込み口が合わない場合も考えれます。そのような場合、弊社が推奨するグリースガンをご使用頂ければ問題は御座いませんので、ご入用の際にはお問い合わせ下さいます様、宜しくお願い致します。
その他の製品について
-
ダイカスト離型剤の役割を教えて下さい。
- 金型に塗付して、流し込んだ溶融金属が冷却されて凝固するまで金型に溶着する事を防ぎ、金型から成形品を取り外しやすくする役割があります。
-
プランジャー潤滑剤とはどのような箇所に使うものですか。
- ダイカストマシンにおいて、溶融金属を金型へ送り込む部分のスリーブやピストン、プランジャーチップに塗付して、それらのスムーズな動きを保って摩耗を抑制する為の潤滑剤です。
法令に関するご質問
-
労働衛生担当者からSDSの収集を依頼されているのですが、SDSとはどのようなものですか。
- 法令等で定められた化学物質を含む製品を譲渡する際に、提供者は法令に基づいて化学物質の危険性・安全性・有害性等の情報を文書等によって通知しなければなりません(参考サイト:安衛法におけるSDS提供制度/化管法SDS制度)。その文書に当たるものが、SDSです。
弊社製品をご使用頂いているお客様でSDSがご入用の方は、お問い合わせ下さいます様、宜しくお願い致します。
- 法令等で定められた化学物質を含む製品を譲渡する際に、提供者は法令に基づいて化学物質の危険性・安全性・有害性等の情報を文書等によって通知しなければなりません(参考サイト:安衛法におけるSDS提供制度/化管法SDS制度)。その文書に当たるものが、SDSです。
-
GHSラベルとは何ですか。
- 世界中で様々な法令の下、多くの化学物質が流通していますが、化学物質の危険性に関する情報やその伝達方法が統一されておらず、一つの化学物質でも国や地域によって危険性の分類や表示が異なるものが有ります。
そこで、化学物質の危険有害度毎に分類して表示する方法を国際的に標準化・統一化する指針が必要とされ、2003年7月に、「化学品の分類および表示に関する世界調和システム」(英文略名で一般にGHSと呼ばれています)が国連で採択されました。
日本では、2006年4月からGHSに対応したラベル表示に関する法令が施行され、化学物質の危険有害性をGHSに基づいて評価・分類し、その分類結果に対応した危険有害性の絵表示や注意事項等を記載したラベルが使用されています(参考サイト:経済産業省GHS)。
- 世界中で様々な法令の下、多くの化学物質が流通していますが、化学物質の危険性に関する情報やその伝達方法が統一されておらず、一つの化学物質でも国や地域によって危険性の分類や表示が異なるものが有ります。
-
御社製品にREACH、Rohs規制対象物質は含まれていますか。
- 弊社製品には、REACHの使用禁止及び認可対象物質、SVHCリスト候補物質、Rohs規制対象物質は使用しておりません。
それらの物質について不使用保証書の発行もさせて頂いておりますので、ご入用の際は弊社までお問い合わせ下さい(参考サイト:経済産業省REACH、経済産業省Rohs指令)。
- 弊社製品には、REACHの使用禁止及び認可対象物質、SVHCリスト候補物質、Rohs規制対象物質は使用しておりません。
-
危険物の保管について注意する事を教えて下さい。
- 防錆油や金属加工油等一般的な不水溶性の油剤には、危険物第4類の第1~第4石油類に該当するものがあります。
弊社製品にも、第1~第4石油類に該当する製品が御座いますが、保管される数量によって保管場所にご注意頂かなければなりません。
指定数量以上の危険物は、危険物貯蔵所として認可された施設で保管しなければなりませんし、指定数量未満であっても、指定数量の5分の1以上を同一場所で保管または貯蔵する場合は、少量危険物取扱所として消防署に届けなければなりません。
運搬時に指定数量が10分の1を超える場合に混載してはいけないものが消防法で指定されていますので、保管する際にも参考にしてご注意頂いた方が良いかと思われます(危険物第4類同士であれば問題は御座いません)。
- 防錆油や金属加工油等一般的な不水溶性の油剤には、危険物第4類の第1~第4石油類に該当するものがあります。